【ベガルタ仙台】帰ってきた!兵藤のスーパーゴールでドロー!

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ベガルタ仙台

土曜日の試合が終わり

ベガルタ仙台はサンフレッチェ広島と戦い、1-1のドローという結果に終わりました。

結果と内容どちらを見ても

正直勝ちたかったです。

しかし、一歩間違えれば負けていたことも確かという

引き分けという結果がふさわしい試合だったように感じます。

DAZNで出たスタッツもほぼイーブンで

互角の戦いが見られました。

広島はLペレイラのゴラッソ

仙台は兵藤の、こちらもゴラッソだったと思います。

逆に言えば、スーパーな得点以外は許さないという

両チーム、コンディションや仕上がりの面では足りない部分もありながら

最後はやらせないという気持ちが見られた試合でした。

当然この結果は、両チームのゴールキーパーを褒めるべきだと思います。

広島の大迫は、真瀬とゲデスのヘディングシュートを

正確なポジショニングと反応でセーブしてみせましたし

こちらのクバも、終了間際にゴール前でドフリーの佐々木に対して体を投げ出して

勝点1を死守してくれました。

(平岡のナイスセーブ?もチームを救いましたね)

このような結果に終わったことで、試合後の監督インタビューを見ると

城福監督は激おこだったので

広島としては見ての通り納得のいかない試合だったのだと思います。

逆に仙台は不完全燃焼感もありますが、最近の試合で比べると収穫の多い試合だったと思います。

では今日の目次です。

この試合で得た収穫を3点紹介!上昇のきっかけになるか?

この試合ですが、特に前回のC大阪戦と比べると

収穫の多い試合となりました。

自分の視点になりますが、ざっくり紹介します。

  • 得点へのイメージが見れた!
  • 復活の兵藤(サブから流れを持ってくる)

残念なのは守備ですかね、最後はやらせない気持ちで守っていましたが

お世辞にも失点シーン以外はよかったと褒められたものではなかったと思います。

個人のクオリティの問題もありますが

チームとしてもう少し安定した守りを構成して行きたいと思いました。

得点へのイメージが明確に!兵藤のスーパーゴールが炸裂!

前節のC大阪戦は点差こそ1点差での敗北でしたが

点差以上に勝ちが遠い試合だったように感じています。

それは得点のイメージが見えないから。

各選手が得点をするために必死にプレーしているのはわかる。

でもチームとしては?どうやって連携して得点を決めるの?

といった部分が私には見えませんでした。

その反面、この試合では多くのいい点が見られました。

その中のひとつがゴールへ向かう姿勢なのですが

「サイドで崩して中央で勝負」というイメージが良く伝わりました。

おそらく、広島の守り方に合わせた攻め方だったと思います。

3CB同士の間が空きやすく、その間での空中戦や、空いたスペースを突く

また、兵藤のゴールシーンですが

ラインを深くまで攻略できると、今度はCBの前が空きます。

このように、広島の弱点を上手く突くことが出来ていたように見えました。

なぜ上手く攻めることが出来たか、要因を考えると

  • メンバー変更(前線に石原とゲデスを配置)
  • 真瀬の成長と兵藤の技術と分析眼

この2つだと思いました。

まず今日はメンバーが変わりました。

左が石原、中央にゲデス、右は変わらず真瀬という攻撃陣です。

3人とも素晴らしかったと思います。

で、このメンバー変更で何が変わったかと言えば

各選手のプレー範囲が広くなった

ということではないでしょうか。

石原は左サイドや中央に限らず顔を出して

チーム全体としてボールを持てた(当社比)要因だったと思います。

西村が中へ中へのイメージが強くい反面、石原は

縦縦で攻めておきながら急にゴールへ向かったり

相手の意表をつくプレーも良かったと思います。

ゲデスも多少アバウトなボールを収めてくれるのは変わらず

長沢よりもゴール前以外でボールを受けた際の選択肢が多いので

相手DFを引き付けたり、ゴール前のスペースを空けたり

ボール非保持の際の仕事ぶりが優れていたように見えました。

このように、この2人が上記のような特徴を持ってゲームに入りましたので

その影響で、他の各選手にプレーの選択肢が増えたのではないかと分析します。

当然、長沢と西村それぞれが勝っている点もありますし

「このコンビの方が優れている!」

といった考えではないことはご理解下さい。

しかし、実際最近の西村はボールを受けた際の選択肢が少なく

長沢も前節C大阪戦のような試合では攻撃面で上手く機能出来ませんでした。

(守備はやっぱり長沢がいた方が引き締まりますね)

そのようなチーム状況でしたので、木山監督の個の采配には一杯食わされました。

また、真瀬は「成長」なのでしょうか。

今までと比べるとサイドで張るだけ(と言っては失礼なほど実際は違うのですが)ではなく

相手の嫌がるスペースを見つけたり

味方が走りこめばチャンスになるスペースを作り出したり

ゴール前であわや得点というヘディングシュートも見せました。

WGというポジションの理解度が進んだのか分かりませんが

明らかに進化したプレーを見せてくれたと思います。

それを象徴するのが「蜂須賀OUT 兵藤IN」ではないでしょうか。

恐らく今までの内容だったら「真瀬OUT 兵藤IN」になっていたと思います。

ここで真瀬を残したことにより、兵藤のゴールが生まれています。

兵藤は流石の一言です。

「狙っていた」というのは間違いないでしょう。

あのように自らのプレーを言語化できる選手は頼りになります。

特に同点以降、試合を優位に進めることが出来なかったことをインタビューで話していましたが

試合を分析する能力に長けているのでしょう。

結構同点ゴールを決めてインタビューに呼ばれる選手って

でもやっぱりチームが勝利できなかったことが悔しいとか

気持ちのコメントをすることが多いと思うのですが

あんな客観的に分析できるのは脱帽です。

経験と努力があって出てくる言葉だと思いました。

ここまで試合に絡んでおらず、でも広報カメラには良く姿を見ていたので

コンディションを心配していましたが、問題ないどころか好調みたいで安心しました。

関口しかハマらなかったトップ下で兵藤が控えているととても心強いですね。

何よりやっぱり中央のMFとしての仕事っぷりが素敵です。

走りこんだ味方をしっかり使ってあげたり

攻守のバランスの取り方

1列下がっているからこそ見える景色を活用して、得点シーンのように空いたスペースに入り込む

素晴らしかったと思いますし、恐らく見返してみれば、大黒柱の関口でも参考になる部分があるのではないかと思う程です。

また、途中交代で出場すると、最近のベガルタはトーンダウンしてしまう場面が多かったです。

その中で、ゲームの途中から試合に入って流れを持ってきてくれる選手がいるのはとても助かりますね。

もちろん、今日は結果を出したというのが一番大きいですし

もしあのシュートをふかしていたら違う評価になったかもしれません。

サッカーは1つ大きな仕事をすると、その選手が良く見えるものですからね(笑)

詳しい方に言わせれば、結果ありきのコメントになっているかもしれませんが

今日は兵藤のプレーを褒めさせてもらいました。

やっぱり課題もあり!次回の修正点はここだ!

この試合、収穫の多い内容ではあったものの

反省点も多かったことは間違いありません。

個人的に指摘したいのは以下の3点

  • 守備の部分
  • 右サイドの連携について
  • ボランチについて

ざっくり説明します。

まずディフェンスはひやひやしっぱなしでしたね。

吉野は気合が少し空回りしたかもしれません。

この部分、吉野の問題ではありますが

擁護すると、個人的にはキャプテンを平岡や関口に巻かせるなどして

吉野には少しフラットな気持ちを作れるように舞台を整えてあげた方が良かったのではないかと思いました。

さすがにこの試合、吉野にキャプテン預けるのは気負うなという方が難しかったのでは?という感想です。

もちろん、木山監督の期待の裏返しだと思っていますので

吉野のことを信じ切れていないのは私の方なのでしょうし、誰も他にキャプテンが吉野だから失点した

なんていう人はいないでしょうね(笑)

この部分は今後の吉野に期待したい個所になります。

広島の得点シーン解説&吉野を擁護するコーナー

今のベガルタが前からプレスするサッカーやる限り

どこかしらでスペースは空いてしまうのは仕方ないと思います。

なのでそうなったら、CBがデュエルに勝たなきゃいけません。

その中で吉野がチャレンジした相手の前でボールを奪うというのは一つ選択肢になりえるでしょう。

今日はゴールまで少し距離もありましたし、決まったのはLペレイラのシュートを褒めるべきかと思います。

吉野に簡単な「判断ミス」もあったことは確かです。

ですがチームとして「スペースが空いたらどのようなチャレンジで守るのか」という考えもあるんじゃないかと思います。

ボランチより前はとにかく前にプレッシャーに行くから

空いたスペースに来たボールの対応はCBの判断にお任せしますってのじゃ、さすがに酷じゃないですかね?

という訳で吉野を擁護したいので、この失点シーンを分析します!

まず図解です。

この失点は、茶島のクロス(恐らくフォーの柏を狙ったがズレて吉野にクリアされる)のこぼれ球から始まっています。

こぼれ球を拾ったのは広島の佐々木、上記の図は佐々木がパスを出す瞬間の大まかなポジショニングです。

まずポイント①の個所ですが、佐々木がパスの出しどころとして、左サイドに2人、受け手が準備していました。

そのため波線の通りにボールが出ることを想定した浜崎が釣られ、広島の左サイドに重心を持っていかれます。

またポイント②の個所ですが森島が上手いタイミングで受ける動き出しを行い、見事柳を前に釣り出すことに成功しています。

広島の左サイドについて、柏は佐々木がルーズボールを拾った瞬間ワイドに開くのですが

森島が本当にいやらしいタイミングで「ボールを受けるぞ」という雰囲気をバリバリ出して動き出すのです。

最後ポイント③です

まず浜崎が釣られたことで、Lペレイラへのパスコースが生まれ

柳が釣られたことでLペレイラが勝負できるスペースが生まれました。

見事に浜崎の横を縫ってパスを通した佐々木もお見事です。

吉野の前に出る判断ミスは否定しませんが、このようにベガルタでも複数の選手が釣られて

パスコースとペレイラが勝負できるスペースを使われての失点です。

吉野だけの責任にするのが酷だと思うのは私だけでしょうか?

どうしても最後の部分に注目が行きがちですが、振り返ればチームの失点だったと思う訳です。

ですので今一度、守備の部分は確認する必要があると感じました。

という訳で吉野を擁護したいコーナーでした。

まぁ後半の吉野がやったパスミスは擁護しませんけどね(笑)

あれは平岡様に感謝です!

右サイドの連携について

修正点の2つ目として、右サイドの連携が気になりました。

前記したように、真瀬が良い位置にいても柳からボールが出なかったり

逆に2人が良い関係性で広島のCB(主に佐々木)を釣り出した際、その裏のスペースを使ってくれる選手がいなかったり

柳がダイアゴナルランで侵入した時にチャレンジできなかったり

惜しい!といった場面がたくさんありました。

悪いというよりも、お互いがお互い良いプレーしてるから

もっと周り含めて感じられるようになればすごい武器になるのにな~といった感想です。

長くなってきたので、さっくり行きます。

ボランチのチャレンジについて

今日の得点は椎橋のゲデスを狙った縦パスから始まりました。

それは良かったのですが、ベガルタと、椎橋浜崎がもっとレベルアップするためには

彼らにもっともっとチャレンジするパスを入れて欲しいと感じました。

2人とも悪くありません。

そりゃ1試合通せば軽い守備やボールロストが目立つ場面もありますが

2人とも攻守両方担えて、安定したビルドアップを行ってくれる素晴らしいボランチコンビです。

ですが、決定的な仕事が少ないのも否めません。

この試合も前線の選手は動き出し頑張っていたように感じます。

特にIHを撤廃して、攻撃にかけられる人数が減ったのですから

ボランチコンビが決定的なパスを出せれば、仕留める方に人数をかけることができます。

多少自身が無くても、思い切って狙って行って欲しいと思いました。

特に前プレスを頑張っているのですから、ロングボールが相手に渡ったとしても

そこから奪い返す仕掛けを狙えるからOKと思うのはあまりに素人考えでしょうかね(笑)

今攻撃の起点はサイドにありますが

ボランチが多く起点になることで、ベガルタはもっと強くなれると思います。

次節、およそ1カ月ぶりの勝利を楽しみにしましょう!

という訳で広島戦の振り返りでした。

まさか兵藤の得点シーンではなく

広島の得点シーンを詳しくやるとは思いませんでした(笑)

しかし、勝ちたい試合ではありましたが、勝てた試合だったとは思えません。

早いもので、次節9月5日のG大阪との試合で勝たないと

1ヵ月勝ち無しという不名誉な不調のサインが出てしまいます。

強敵相手になりますが、こちらも現在3試合勝ち無しと、広島と似たチーム状態です。

不調なのかはちゃんと試合見てみないと分かりませんが

相手に勢いをつけるための試合にはしたくありません。

1週間、両チームともルヴァンカップがありませんので、しっかりと対策を練ってくることでしょう。

この1週間の積み上げに期待しましょう!

ではでは~

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