みなさんこんにちは!
毎試合ベガルタと対戦相手の分析をしてます、たますけです。
という訳で次の試合は横浜FCです!
今夜の横浜FC戦において狙いたいポイント、気を付けるポイントをまとめましたので紹介していきます!
この記事でわかること
- 横浜FCの弱点?狙いたいポイントを紹介します
- 横浜FCのストロングを紹介します
ちなみに柏戦の3-5-2のフォーメーションとメンバーを基本に、右サイドを中山だと仮定して話を進めていきます。
4バックだった瞬間この記事が意味をなくしてしまう(笑)
横浜FCの弱点はどこ?
はい、早速結論です。
横浜FCの弱点とまでは言いませんが、守備の問題点をまとめました。
- アーリークロスを楽に供給できる場面を多く与えてしまっている
- 後ろから飛び込んでくる選手への対応が甘い
- 危険なシーンで、かなりラフに飛び込んでしまう
- 星選手の対応にムラがある
- 中盤3枚の守備担当範囲が広すぎる
- (守備じゃないけど)後方からのビルドアップが結構ひやひやする
結構見つかりました。
全然違ったら申し訳ないのですが、とりあえず一つずつ説明していきます。
チームとしてクロスは上げさせていいの?
横浜FCはアーリークロスを楽に上げさせてしまう場面が目立ちます。
守備の際は両WBがディフェンスラインに入り、5-3-2のブロックを作る横浜FCですが
アーリークロスに対して強くプレッシャーを掛ける場面が少ないです。
フォーメーションの関係で相手の選手がサイドに流れると、数的不利になることが良くありますが、激しくプレッシャーに行くのではなく
どちらかと言えば、カットインをケアしつつ、上げられたらしっかり中で跳ね返そうという考えが見て取れます。
これを狙わない手はないでしょう。
実際、前節の柏戦ではアーリークロスから呉屋という場面が幾度となくありました。
ベガルタに置き換えても、IHやSBの選手が上がってきてアーリークロスを上げて
CFの長沢を囮に、逆サイドのWGの選手が入ってくるなんてシーンが作れればゴールは近いように感じます。
J1での経験が浅いCB陣の対応に隙あり
続いて、下記の3点については同じように説明できます。
- 後ろから飛び込んでくる選手への対応が甘い
- 危険なシーンで、かなりラフに飛び込んでしまう
- 星選手の対応にムラがある
簡単に言えば、星、田代、小林の3CBの対応に隙があることが多いです。
それぞれガチンコの1対1勝負を考えれば実力はあるのでしょう。
しかし、誰もJ1で1シーズン通して出続けた選手はいません。
そのためか、あまり安定感が無いように見えます。
まず、クロスに対しての対応についてです。
横浜FCの守備はファーサイドのクロスボールが苦手?
基本的に体を預けて競り合いになれば強いのですが、捕まえ切れていない選手に対しての対応が甘くなります。
例えば前節の柏戦では、与えたコーナーキックが7本
うち6本はニア寄りのボールで跳ね返すことができましたが、ファーへ流れたボールについては(MF佐藤の対応ではあるが)相手に触られてしまっています。
また、柏戦の失点シーンを振り返ると、星とマギーニョの間を使われての失点でした。
柏の高橋がエリア内に入ってきたため、星はそちらのマークに集中。
その結果、星の頭上を越えて、呉屋へと繋がってしまいました。
このように、DFの頭を越えるボールへの対応が良くありません。
そのため、ファーサイドへ高いクロスを供給して折り返しを狙ったり
ターゲットとなる選手の前に走りこんで潰れ役をやる選手がいても面白いでしょう。
また、クロスに合わせる際は、あらかじめ落下点に入って勝負するよりも
落下点に走りこむような合わせ方が有効になりそうです。
危ないシーンでは、かなりラフに潰してくる
横浜FCの守備について、攻撃の起点となるパスが入ると
かなりラフに潰しにいくケースが目立ちました。
前節の柏戦ではオルンガはかなりやられてましたね。
結果として警告が多い訳ではないので、上手くやっている様子ですが
見え方や審判によっては厳しい判定になることも予想されます。
VARがあったらどうだろうというシーンも見られました。
怪我をしない程度にファールを貰いに行く動きも有効に働きそうです。
そこからFK獲得となれば、先に紹介したクロス対応の隙を狙えます!
大卒ルーキー 星キョーワァン選手を狙い打て!
こればっかりは私の見た試合の印象ということになってしまうのですが
星は、クロスや裏を狙うボールに対しての処理が甘くなることがあり
ポジショニングも相手FWにいい位置に入られている場面が目立ちます。
余談ですが、サッカーを始めたのが13歳からだそうです。
中学からサッカーを始めてプロになるって割と珍しいですよね。
それと紐づけるのは偏見かもしれませんが、身体能力の高さでカバーしている部分があるように見受けられます。
もともと実力はあるので、フルに発揮されたら完封されるかもしれませんが
狙い続けることで隙が生まれる可能性の方が高そうです。
連戦の疲労もあるでしょうし、試合終盤では自分の届くと思ったボールに触れないなんてことも出てくるでしょう。
星を執拗に狙い続けてみたり、釣り出して勝負しても面白そうです。
ベガルタの左サイド、西村、ゲデス、石原あたりなら勝ってくれるのではないでしょうか。
MFの3人めちゃめちゃ大変そうだけど、、?
これはびっくりしました。
全部がそうではありませんが横浜FCは守備の際に、WBが最終ライン付近に加わり、その前のサイドのスペースはIHの選手が埋めるんですね。
MFの3人がかなり広がってディフェンスラインを作っていました。
ベガルタにも同じようなラインを引いてくるとすれば、横浜のMFの間にかなりスペースを作れる気がします。
加えて、相手がバックパスをしようものなら、2トップと一緒にプレスをかけに行きます。
慌てさせれば勝ちでしょうが、結構スペースが空いていたりします。
そこに出たらまた戻る、かなりの運動量になっているはずです。
柏戦では3人とも走行距離11kmオーバー
中3日ですから、サイドチェンジを多用するなどして中盤3人を上手く動かし
早めに足を止めて、優位に試合を進めたいところです。
そのビルドアップ、大丈夫?
最後に守備面じゃありませんが、DFラインのビルドアップについてです。
横浜FCは攻撃に転じると、両WBがFWと同じ高さまで駆け上がります。
そのため、基本的には3CBとボランチの佐藤で組み立てになります。
右の星と左の小林がけっこう大きくサイドに開いて、パス交換をしながら前につけようとするのですが
正直結構ひやひやするシーンが多かったです。
前節はオルンガが1stディフェンダーとして機能していなかったから良かったかもしれませんが
ベガルタには前からのプレスに定評(個人的評価による)がある長沢がいます。
ボールホルダーにプレッシャーをかけながら、パスコースを切る動きができれば
きっと手詰まりになることでしょう。
無理して繋いでくるなら、刈り取って大チャンスを作れるかもしれませんし
ロングボールとなれば比較的楽に跳ね返せるでしょう。
横浜FCの3バックの陣形と、ベガルタの前線からのプレスはかなり相性がいいと思います。
横浜FCのストロングはどこ?
横浜FCのストロングは、ずばり中盤のキープ力と2トップの打開力です。
横浜FCは事実として、3バックに変更した後の2試合でポゼッションが相手を上回っています。
その要因としまして、中盤の特に瀬古と松浦のキープ力と推進力があります。
ちなみに松浦とは、元ジュビロの松浦拓弥です。去年から横浜FCにいます。
過去に囚われてはいけませんが、入れ替え戦で大暴れした、ベガルタとしてはいいイメージのない選手です。余談でした。。
話を戻して、、、最終ラインからのビルドアップが危なっかしい中
中盤までボールが渡ればしっかり攻撃に移ることが出来ます。
加えて、2トップの一美と斉藤が何をしてくるかわからない感じはすごいです。
2人ともどんな形だろうとボールを繋げようとしますし、隙あらば自分でフィニッシュまで行きます。
ボールを持ってからではなく、オフザボールの動きに警戒が必要です。
気を抜くと中盤から思い切ったパスが出てきますし、2人ともしっかりと反応して見せることでしょう。
ベガルタが気を付けるべきは
- 瀬古と松浦のところを潰すこと
- 一美と斉藤の動きを常に警戒すること
毎度注目選手に仕立て上げて申し訳ないですが、ちょうどこの4人の真ん中に位置する椎橋の活躍に期待がかかります!
プレッシャーをかけたり、FWへのパスコースを潰したりと
椎橋の活躍次第では手詰まりにさせることが出来るでしょう。
今夜の試合は勝てそう?
机上の空論ではありますが、付け入る隙は多くあるように思います。
ですがベガルタも完ぺきなチームではありません。
前節吉野と金は浦和FWにいいように負かされましたし
FW陣もまだまだ活躍出来ていない選手がほとんどです。
連戦続きで椎橋はじめ疲労度合いも気になるところですが、きっと勝ってくれるでしょう。
根拠はありません!
ですが私たちにできることは信じて応援することだけです。
今夜もDAZNから参戦します!
現地に行かれる横浜FCサポの方、天気は大丈夫でしょうか。
雨具の準備や、肌寒いかもしれませんので防寒対策はしっかりと行って下さい。
新型コロナの脅威も広がっていますので、安全第一で楽しんでください。
素晴らしい試合になることを祈って
FORZA 仙台!
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