【ベガルタ仙台】セレッソ大阪戦を解説【ルヴァンカップ】

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こんにちは。

ルヴァンカップ敗戦にショックを隠せないでおります。

何がショックかって、負けたことよりも試合運びが残念だったことです。

セレッソ大阪はなかなかの布陣で挑んできましたね。

それに対してベガルタはリーグ戦から11人全入れ替えで挑みました。

結果はご存じの通り、3-0で敗戦。

グループステージ敗退も同時に決まりました。

ネットでは「使えない選手が分かったことが収穫」なんてひどいコメントもあり

ダブルで心を痛めております。。

頑張って分析していきます。

今日のトピックスです。

  • この試合でやりたかったことは何か
  • 何が歯車を狂わせたか
  • 今日のメンバーの奮起に期待!

ではいきましょう!

※ちょっと悪い言葉を選ぶことが多くなってますのでご注意下さい。。

この試合でやりたかったことは何か

前半で試合が決っしてしまったこの試合ですが

戦術、メンバーから

木山監督は何を考えてこの試合に挑んだのでしょうか?

まず戦術です。

基本的にはリーグ戦と変わらないイメージで挑んだように見えました。

基本的な戦術の中で、おそらく相手の前でボールを奪って攻めに転じよう!

という共通認識はあったように思います。

しかし、そこからの攻めは制度が不足し決め切ることができません。

次第にC大阪が巧みなポジショニングを取るようになり、ベガルタのプレスに引っ掛からなくなります。

加えて、どっちに転んでもおかしくなかった時間帯にミスから失点を許します。

厳しいことを言えば、正直この1点は本当に余計な1点でしたし、この試合を終わらせたと言っても過言ではないでしょう。

ただでさえ堅い守備のC大阪が前に出る必要が無くなった。

そうなるとカウンターのチャンスは簡単に訪れませんし、組み立てて崩していく必要が出てきます。

で、残念ですがこの日のスタメンにその要求は難しかったという結果になりました。

前に向かってプレーしよう。戦え

ハーフタイムの監督コメントですが

本当、この言葉に全てが詰まっているような展開でした。

特に気になったのは

両WGの立ち位置と、中盤の絡み方です。

簡単に言ってしまえばWGは、申し訳ないですが得点する気はあるのかという立ち位置に見えました。

中盤は全くと言っていいほど脅威となるような絡み方が出来ません。

立ち上がりは赤崎が起点になり、チャンスが生み出せていました。

しかし、次第に中を固められ、赤崎と佐々木へのパスコースが封じられると

ベガルタ攻撃の起点はサイドに移ります。

石原はどちらかと言えばパラを気持ちよくプレーさせてあげるために

バランスを取ったポジショニングが目立ちました。

その甲斐あってパラは、攻撃面では良い働きをしてくれました。

山田も飯尾が上がってくるスペースに被らないよう

ハーフスペースに入り込んだりと、相手の嫌な所に顔を出していた場面もありました。

しかし、両名ともC大阪の攻めが迫力を増してくるにつれ

ずるずると位置が低くなり、SHのような立ち位置を、取るのが精一杯という時間帯も長くありました。

この場所でボールを受けても、残念ですが個の突破は見られませんから

攻撃が手詰まりになってしまいます。

匠が頑張って顔を出していましたが、たぶんチームが求めてるトップ下の立ち位置はそこじゃないのでしょう。

とにかく「自分がなんとかするんだ!」

というような気概でプレーする選手が足りませんでした。

別に攻めるために仕掛けてダメでも仕方ないです。

でも仕掛けもせず、周りばっかり気にしてプレーしてるのはもっとダメです。

言い方が悪くなってしまって大変恐縮なのですが

周囲のフォローばっかり気にして、相手に背中を向けてプレーしている選手がとても多く見えました。

もっと仲間を信じて、パスが来ることを信じて走りこむ選手が出てこないと難しいでしょう。

これは誰が悪い訳でもありません。

ですが、このメンバーでお互いがお互いの動きを信頼できるほどの信頼感と実績が足りないのかな

という風に思いました。

どこで歯車は狂ったのか?

論ずるまでも無く、失点でしょう。

特に1失点目です。

渉の責任が大きく見え、実際間違いはないのですが

C大阪のディフェンスが渉の近くに3人いたにもかかわらず、パスコースが無かったチームの責任でもあるかなと思っています。

ピッチ外から「渉!渉!」という声は良く聞こえましたが

ピッチ内からももっと声を掛けてあげて欲しかったですね。

恐らく一番悔しい思いをしている選手の1人だと思います。

今更、何故ディフェンスのいる方向にドリブルをしたとか攻めるのはナンセンスでしょう。

誰しも試合を壊してしまうことはあります。

現役のベガルタレジェンドたちも苦い経験をしてきました。

梁だって、クローザーで出てきてミスから失点したり

富田なんて勝てなきゃ間違いなく攻められてきましたからね。

関も勝ち試合を自分のミスでこぼしたこともあります。

関口はパッと思いつきませんでした(笑)

こればっかりは経験ですから、失敗を攻めて、この試合の戦犯を探すのではなく

良くなかった部分をみんなで共有して、成長に繋げていくことが大切です。

狂った歯車を戻せなかったことの方が残念でした

失点によって狂った歯車ですが、そこから修正できなかったことが非常に悔しい試合でした。

特にリーダーの不在はすごく感じました。

年長組が委縮しているのかわかりませんが、誰がこのチームを引っ張っていくのかが見えませんでした。

関口みたいに鼓舞して盛り上げる選手もいませんし

長沢みたいに強い気持ちをプレーで表現する選手もいません。

つまらないミスは年長組にも多くありました

飯尾さんのクロスは1本でも味方に合いましたか?ってレベルで酷かったですし

ベガルタがどういった空気のチームかまでは分かりませんが

「お前が言うな」的な雰囲気があったりするんですかね?

個人的には多少実力が足りなくても

誰よりも練習している選手が声出して奮起していたらチームは盛り上がると思うのですが

誰か1人でもそういった選手はいなかったのでしょうか。

関口という素晴らしいお手本がいるんですから是非見習って欲しいです。

もちろん一朝一夕で浸透することではありませんから

まずは練習から先輩後輩関係なく盛り上げていけるように声を出していくところから始める必要があるでしょう。

普段無口なやつが急に声出したって誰もついていきませんからね(笑)

これからの奮起に期待しましょう!

今日のメンバーについて、散々なコメントが目立ちますが

全然可能性が無いということは無いでしょう。

もちろん、何人が今後ベガルタのスタメンで輝くかは分かりませんが

少なくとも見限るには早すぎるメンバーばっかりです。

C大阪に旅立った奥埜だって、25~26の時に開花して戦力になりましたし

期待されながらもベガルタでは花開かなかった藤村だって、移籍して欠かせない中心選手になっています。

平均年齢24歳。

まだまだこれからです。

ぜひ、下を向くことなく自分に足りなかったもの

諸先輩方が持っているもの

よく分析して成長して欲しいと思います。

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